
ベトナム・ハノイは、国の政治、経済、文化の中心で、国の最古の帝都です。
ハノイは新旧が融合した街で、旧市街と言う昔の街並みがそのまま保存され、今尚多くの人々が生活を行なっている場所です。
この旧市街内観光スポットとしても有名な、亀の塔が置かれているホアンキエム湖。
写真スポットにもなっている数百年前からある街路並木。
そして近代化の象徴である超高層ビルや、敷地面積では東南アジア最大規模のショッピングモールなどがあります。
また、ベトナムの南部には商業都市で「東南アジアのダイヤモンド」と言われる、ベトナム・ホーチミン市があります。
ベトナムは様々な国の文化や、多くの民族から成り立っています。東西に渡り文化、民族が融合されています。
また、社会主義国から資本主義国まで、様々な外国人が暮らしています。
1. 現在の文化・環境
分断されていた時代も終わり、近年若者はハノイとホーチミンをそれぞれ行き来し生活や仕事をしている事もあり、ハノイとホーチミンの生活の様子などはほぼ同じ状態になっています。
しかし、ハノイは旧来フランスと中国の影響が強く、ホーチミン市は欧米文化の影響を受けているという違いがあります。
ですが近年世界における中国経済の台頭の影響もあり、ハノイ文化がホーチミンへも波及しているという面があります。
2. 気候
ハノイのもう一つの魅力は、熱帯の東南アジアにありながら四季がはっきりしています。冬は寒く、夏は暑い、そして春と秋はエアコン・暖房も要らず生活し易く、観光などに良いシーズンとなります。
3. 治安
ハノイは、商業都市のホーチミン市より比較的治安が良く強盗などが少ない地域です。しかしハノイは政治の中心地で且つ、一箇所で継続して働く習慣もあり、癒着などはホーチミン市より多い状況にあると言えます。
4. 若者のチャンス
ハノイでは大学関係者および政治関係者の支援を仰ぎやすく、ホーチミンは商業が発展していることもあり、若者は誰でも常にチャレンジする環境が整っています。
ベトナムは2008年-9年インフレの懸念より一時経済は低迷しましたが、その後のリーマンショックが国として良い影響を与えインフレ懸念が解消され、現在は成長がつづいています。よく比較対象とされるハノイ市・ホーチミン市に関しても、経済の変革と若者の流動と共に大きな違いはなくなってきています。
ただし、気候と脈々と受け継がれている文化による若干の違いが残っているのみという状態です。
これから国際化が進みハノイ市、ホーチミン市と言う小さな違いから、ベトナムの国として他国との違いが今後更に出てくると思います。
その時に、胸を張ってベトナムの良さを紹介できるように、私はこれから色々なものを吸収していきたいと思います。
ハノイ特集第2弾【ベトナム人スタッフから見た、日本とベトナムのオフショアと生活環境】
合わせて次の記事もお読みください!
【ベトナム人スタッフから見た、ITオフショア企業に受け入れられるハノイの美しさ】