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現場からお届け!当社ベトナム人エンジニアのスーパープレイ集

前回のブログ記事を公開しましたところ、読者の方より「御社のベトナム人エンジニアの凄い所を具体的に知りたい!」というありがたいお声をいただきましたので、今回は”実際に弊社であったベトナム人エンジニアスーパープレイ”と題し、前回と同じ日本人PMの方にお話を伺いました。

■インタビュー先駐在員様ラボ情報

開発言語 CakePHP、Laravel
データベース MySQL
プロジェクト管理 JIRA

 

– 前回のブログ記事から「ベトナム人エンジニアのスーパープレイを知りたい」と来ていますが実際に何かございますか?

 

自分たちのラボで実際にあったスーパープレイは、品質に関するものですかね。一般的に、オフショア開発は”品質が担保出来ない”、”品質が低い為に開発が思うように進まない”、といった課題を抱えがちです。当時、あれはまだ開発を始めて間もないころでした。まずは品質を担保しようということでコードレビューの文化を入れようとしたのです。しかし明文化されたレビュー観点というものが社内になく落とし込みに苦労して、結果挫折したことがあります。

 

– 具体的にはどのようなことが起きて挫折されたのですか?

 

そうですね。たとえば、「私達に出す前に自分自身でコードレビューをお願いします」と言っても「どんな観点でコードレビューをしないといけないかコーディングルールを教えてくれないとチェックできない」と言われたことがあります。エンジニア経験を積んでいれば、自ずと身につくものだと思っていたので、ルールが無いと出来ないと言われたときは衝撃でした。

 

– なるほど、たしかにカルチャーショックですよね。そう言われてどうされたのですか?

 

はい。当面は、運用でカバーすることにしました。というのも自社のコードルールは、各エンジニアが感覚ベースで理解していたので明文化されたものがなくすぐに提示できなかったんです。作るとなるとそれなりに工数がかかりそうですし、一般的なコードフォーマットで代用しようとしても今度は逆に守るべきルールが多すぎて、生産性が落ちる懸念もありました。

 

– 具体的にどのように運用されていたのでしょうか?

 

コードレビューでその都度指摘して直してもらうという対症療法的な運用をしてました。意図の理解力や吸収力は高いので指摘した間違いは治るようになってきたのですが、ベトナム側で行うシステムの規模が大きくなるにつれコードレビューにそこまで時間が取れなくなってきて・・・

 

– そこで改めてコーディングルールを明文化されようとしたんですね?

 

はい。その頃には人数も10名近くになっていたので今回は本社にも事前に調整をかけ、コーディングルール明文化の為の稼働も確保した上で始めました。はじめはツールだけの導入をベトナム人エンジニアにお願いして、コーディングルールの作り込みはこちらでやろうと思っていたんです。コーディングルールの明文化は出来なくても、それを運用するためのツールだけの導入ならできるかな、と思って依頼したのですが、ここでスーパープレイが起きました。

 

– どんなスーパープレイだったんでしょう?

 

ツールの設置を依頼したエンジニアは、当時ラボ内で一番スキルの高い子だったのですが、なんとツールの導入だけでなくコーディングルールのフォーマットも設定してくれていたんです。しかもそのコーディングルールは、これまでのコードレビューの指摘点も踏まえた設定になっていました。なので、私が追加で設定したのはわずか2,3個のルールだけでよくて、あとはほぼそのまま運用できる状態でした。とても助かったのを覚えています。しかもよくよく聞いてみると、他のエンジニアがすぐに利用できるように英語の利用マニュアルまで作ってあったんです。ここまでのアウトプットが出るのに約1日です。パフォーマンスが想像以上に高すぎて本当にびっくりしました

 

– それはすごいですね。

 

スキルが高いとは思っていましたが、コーディング以外でもその能力が発揮されるとは思っていなかったので、目からうろこでした。自分はオフショア開発というと、実装からテストフェーズの部分を主に担当するイメージでしたが、この1件を通して認識が大きく変わりました。これだけのスキルをもったエンジニアたちを実装だけで留まらせるのは非常にもったいない。品質担保に伴うツールやインフラ、運用、設計など実装以外の業務もチャレンジしていってもらわないとお互いの為にならないな、と思いました。機会さえ創っていけば、日本とそん色ないくらいの驚くべきパフォーマンスを発揮するということがわかったんです。

 

– なるほど、ちなみにそれは偶然ではないのですか?他にもそんな事例があったのでしょうか?

 

もちろんありました。あるエンジニアが見せてくれたスーパープレイです。これも本当に驚きました。彼は日本語ができなかったので、仕様書などで日本語が入っていると翻訳しないといけなかったり、その間エンジニアの手が止まってしまったり、と言語の壁が理由で稼働に影響がでてしまうこともしばしばありました。

ところがある日、気づいたらそのエンジニアが自分で単語辞書を作って自動翻訳する機能を作っていたんです!彼いわく、Google翻訳だと誤訳の可能性が排除しきれないのでこれまでコミュニケーターやBSE※が翻訳した内容を元に辞書を作った、とのこと。実際、翻訳精度が凄く高かったんです。

さらに驚いたのが、プラグイン化して他のエンジニアも簡単に使えるようにし配布してくれたこと。そのおかげで翻訳にかかる業務量が4~6割減った上にエンジニアの手が止まることもなくなりました。しかもその単語帳は、共有されているので他の案件でも適用できるんです。

※ブリッジシステムエンジニアの略。国の言語や文化などを理解したうえで両国の間に立ち、円滑にプロジェクトや業務を進められるよう指示・調整するエンジニアを指す

 

– そんなことがあったんですね!

 

そうなんです。繰り返しになりますが実装だけだと思いこんでいた自分が恥ずかしく思いました。笑

 

– 実際にそういうエンジニアはベトナムには多いのですか?

 

そうですね。もちろん全員とはいきませんが、4〜6人いれば1人は、という感じでしょうか。冒頭でもお話しましたが、誰もが誰もというわけではないので採用時点での見極めや運の要素も強いとは思います。その点エボラブルアジアは採用時のスクリーニングを徹底して行っていただいているので、スーパープレイを出すエンジニアが集まったのではないかと思います。

 

– そういう方のスキルレベルは日本だとどれくらい通用しそうですか?

 

正直なところ日本のベンチャーCTOになれるのでは?というくらい優秀な子もいます。発想と実装力が著しく飛び抜けているので、一緒に働くだけでも刺激を受けます。他のエンジニアにもいい影響があるので、相乗効果も期待できますし。ベトナムに関わる仕事をずっとしたい、という方ともよく会いますが、きっとそういうスキルの高いエンジニア達と一緒に仕事ができることも数ある理由のひとつなのかな?と思っています。

 

– なるほど。本日はご協力いただきまして、ありがとうございました!

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

・ハイスキルと言われるエンジニアの具体的な話がもっと聞きたい!

・どんなふうにしたらそういうエンジニアを採用面接で見つけられるのか知りたい!

・他のスーパープレイがあれば知りたい!

など具体的な疑問やご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ!

 

 

EVAブログ編集部

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