待望の企画”スタッフインタビュー!”のコーナーです!第一弾である今回は、ホーチミンオフィスで働いている"ラボマネージャー"を紹介いたします。
ラボマネージャーとは、その名のとおり”「ラボ」を「マネジメント(管理)」する者”。ラボ運用に関わるあらゆるサポートを行います。採用活動のサポート、メンバーとの個人面談によるメンバーケア、その後のキャリアアップ相談などサポート内容は多岐にわたり、業務のPDCA並びに事業計画をお客様と二人三脚で進めていく役割を担っています。現在約15名ほどのラボマネージャーが在籍しており、ラボ毎に担当のラボマネージャーを配置しています。(日本語・英語の堪能なポーランド出身の方もおります。)
今回は多種多様な個性を持つラボマネージャーの中から、ホーチミンオフィス勤務の藤澤亮太(ふじさわりょうた)氏にインタビューしました!
- 自己紹介をお願いします
2016年度よりラボマネージャー業務を行っております藤澤亮太です。福井県出身、趣味はカメラと筋トレです。
- 藤澤さんがベトナムで働こうと思った理由を教えてください
わかりました。まずベトナムに来る前のことを説明すると、実はエボラブルアジアには第2新卒で入社したんですが、その前は日本の建設会社で働いていました。ただ新卒で入った会社が自分の思った会社とはかけ離れていて、だんだん転職を考えるようになったんです。
- そうなんですね、具体的にはどのようなところが理想とは違っていたんですか?
以前勤めていた会社はどちらかというと業務がルーティン化されていて、自分の考えや意見が通りにくく風通しがあまり良くありませんでした。どちらかというとクリエイティブに考えながら業務を回していくスタイルの方が好きだなと思ったのがきっかけです。
- ちなみにどうしてベトナムだったんですか?
実はベトナムに絞っていたわけではないんです。大学の時にカナダとタイに留学したことがあって、元々その頃から薄っすらと「海外で働きたい」という願望がありました。カナダは先進国ですし、日本と似ているなという点も多くあったのですが、特にタイでは同じアジアでも日本では味わえない独特の雰囲気がありました。というのも人やその国から感じるエネルギーがすごかったんです。今でも脳裏に焼き付いていて鮮明に思い出せます。その経験から少しづつアジアという地域に興味が出て、色々調べてはじめました。
- なるほど、それでまずはアジアに興味を持たれたんですね。
アジアを調べていくうちにベトナムも面白そうだなって思ったんです。とくに街並みもすごく綺麗で、それだけで一目ぼれしちゃいました。笑 文化的にも日本と親和性が強く、勤勉さとハングリー精神が旺盛な人が多いとも聞いていたので、自分が今後将来のキャリアを考える上で”貴重な経験”ができる、そう信じてベトナムを選びました。そこからベトナムでの求人を探し始め転職活動をして、現在はエボラブルアジアでラボマネージャーをしています。
- ベトナムは実際にどうですか?
ベトナムにきて数週間で「帰りたくない!」と思いました。笑 思っていた通り、人や街全体から感じるエネルギーがすごいんです。フレンドリーな人が多く、道端やカフェ・レストランに入ったとき、バスに乗っていても、隣に座った人から話しかけられたりすることがあったり。日本ではあまりないじゃないですか。バスに隣り合わせに座った人と世間話が生まれるなんて。少なくとも自分が東京にいたときはそんな経験はまったくなくって。もちろんメンバーもすごく元気な人が多いです。よく一緒に飲みに出かけるときも、夜遅くまでいろんな話をしたり。仕事の話もするんですが、そういった時の目は本当に真剣で熱いものを感じます。そんな時に「ベトナムは人も街も”熱い”な!」って感じるんですよね。
- 藤澤さんからも熱い活気を感じます!笑 では業務のことを教えてください。
ラボマネージャーの主な業務としては2つあります。「ラボメンバーのタレントマネジメント・モチベーション管理」、そして「お客様と二人三脚で行うラボ運営の戦略立て」です。
ラボ型オフショア開発といっても、開発ラボごとに運営方法はさまざまです。それは駐在するプロジェクトマネージャーの方がいるラボもあれば、出張ベースで来られる方もいらっしゃるからです。ただし開発ラボに関係なく大切にしているのは、メンバーとお客様のコミュニケーションがきちんととれるように環境・体制を整えることです。
ラボマネ―ジャーは、お客様とラボメンバーをつなぐブリッジ的役割のコーディネーターといったところですかね。
- なるほど、ラボメンバーの管理業務では具体的にどういったことをされていますか?
お客様とは毎週定例会後を行っています。そこでお互いプロジェクトの進捗状況やメンバーの業務状況について確認をします。
ラボメンバーとは月に1回ほど面談の時間を設けており、普段お客さんにお伝えしにくいことを話したり、スキルアップ、キャリアアップについてどう考えているかなどヒアリングを行います。
面談内容は毎月お客様にフィードバックいたします。たとえば「PM/BSEはここに課題を感じているようです。コミュニケーションの仕方を変えてみてください」など普段お客様が捉えきれないメンバーの思いや考えをキャッチアップし、ディスカッションさせていただきます。
これはあくまで一部ですが、他にも気づいたことは小さなことでも共有し、これまでのラボ事例をベースに適切なタイミングで適切なアドバイスをさせていただいています。
- そうなんですね。であればお客様は業務に集中できますね。ラボ運営の戦略立てもお客様とご一緒にされるんですか?
はい、お客様から案件状況を共有していただき、メンバーの増員など今後のラボ運営を一緒に計画させていただいております。主には採用計画などで関わることが多いです。
具体的には、「この時期に新メンバーと面談し、この日程でアサインさせて頂きます」や「案件が落ち着いてきたので、このメンバーにはこのようなトレーニングをさせたい」といったお願いなど、将来的なラボのヴィジョンを話し合いながら、ラボ運営の効果を最適化できるようサポートさせていただきます。
- それは心強いですよね。確かに「弊社を選んだ理由の1つに”ラボマネージャーの存在”があった」というのを伺ったことがあります。
そうなんですね!ありがとうございます。そういうのを聞くととても励みになります!
- ラボ運営・立ち上げに関して”お客様に必ず共有していること”は何かございますか?
いくつかあるんですが、あげるとするならば”立ち上げ時にチームリーダ(管理監督者)にラボ内のルールをきっちり決めて落とし込む”ことですかね。それを徹底すれば、ベトナムあるあるなんですが、クオリティチェックしないとかの問題をある程度抑えられると思っております。ただ、きっちり落とし込むというのは文字通りきっちり落とし込むんです。落とし込んだことをちゃんとアウトプットさせる機会を作ったり、スプレッドシートなどきちんとファイルに溜めておくことでいつでも確認できるようにしたりなど、そのような少し根気が要るようなタスクを初めにきちんとするかしないかで大きく違います。
- なるほど!わかりやすい説明をありがとうございます。最後に現在オフショア開発を検討されているお客様に一言お願いします!
私は2016年の4月に入社して以降、これまで17社のラボ管理を経験しております。その経験をベースにどうすればラボ型オフショア開発を成功に導けるかのポイントをいくつか認知しておりますので、そのノウハウをきっちりお客様に共有させていただいております。そういったラボマネージャーが在籍しているのもエボラブルアジアの特徴だと思います。
弊社のラボ型モデルは非常に特徴的なモデルで、お客様は開発に特化、弊社はラボ運用管理を行い、メンバーに対して2重のロイヤリティを形成できる唯一のモデルになります。これまでに溜まってきたナレッジを活かして最良の開発体制をご提供いたしますので、現在オフショア開発をご検討されている皆さま、まずはぜひベトナムオフィスにいらしてください!
以上になりますが、いかがでしたでしょうか?
弊社は”ラボマネージャー在籍”など独自のオフショア管理モデルを武器に、5年間にわたりベトナムでオフショア開発サービスを展開しております。ラボ型開発以外にも受託開発やラボ開設からの現地合弁会社設立や現地法人化などの実績も多数ございますので、オフショア開発や海外進出などご検討されている方はお気軽にお問合せくださいませ。