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オフショア運営ナレッジ
2017.07.26

意外に知らない?すぐに成果が出るラボ運営のコツ:少人数ラボ編

今回はすぐに成果が出るラボ運営のコツについてお話させていただきたいと思います。

ラボは人数が多ければ大きいほどコミュニケーションなどの間接費用が按分される為、コストメリットを最大化させる為にラボ人数が多くないといけない、といった風潮がありますが実は少人数ラボでも成果が出せることは意外と知られておりません。

特に、これまで
・ラボは規模が大きいほどコストメリットが出やすい
・少人数だとコミュニケーションコストが高くなってしまう
・少人数だと成果が少なくて、オフショアしている意味が無い
と思われている方は、ラボを改めてご検討いただければと思います。

 

さて、少人数ラボの成果の出し方ですがたった2つの要素が大事になってきます。その要素とは、人材案件、この2つです。どんなに期待されている案件があってもそれをこなせるエンジニアがいないと話しになりません。一方、どんなに素晴らしいエンジニアがいたとしても、評価されない案件ばかりやっていては意味がありません。開発をこなす人材と案件の内容がバランスすることが何よりも大事です。

 

では、実際に少人数ラボをどのように運営するのかです。

まず人材に関してはは、もちろん特に優秀な人材だけに絞り採用し少数精鋭とします。これは今後ラボが大きくなった際に、コアメンバーとなることを見据えると優秀人材一択です。

次に案件ですが、優先度は低いが重要度が高い領域の開発をなるべく最初に持ってくる事がとても大きなカギになります。よく「エンジニアが優秀ならば基幹システムや難易度の高いシステムを、、」と思いがちですが、そのような大規模システムは業務ロジックへの理解が必要な上に、絶対的に工数が多いのでベトナムの成果が目に見えるまで時間がかかり、挙げ句の果てには「ベトナムって成果見えないしやめようか」となりうまく進んでいるのにも関わらず途中撤退となる可能性すらあります。こうなってしまってはかなり勿体ないです。

なので、まずは、社内であったら嬉しいが中々手がつかないボリュームの案件を切り出します。これらはツールや簡易システムであることが多いので、ササッと作れる上にあると嬉しいので、外部評価が得やすく喜んでもらいやすいです。

こうするとベトナム開発への信頼も高めやすく、ツールや簡易システム開発を通して業務理解が進むのでその後大規模開発へと移動した場合でもスムーズに開発が進みます。結果としてスピード感を持って開発を進めることができ、かつ非常に高い成果をお届けすることが可能になります。

補足ですが、そういった工程の中で日本でベンチャーCTOやテックリードとして活躍出来るのではと思う人材にも出会う事が多く、「この人が入ってから開発スピードが激変した!」といったような驚異的な成果を生み出すことも十分に有りえます。

 

エボラブルアジアでは、特に優秀層の中から更に厳選した人材の提案に努めているのと同時に面接時にはエボラブルアジアのスタッフも同席し、人材見極めの良し悪しについて一人一人アドバイスさせて頂きます。是非、エボラブルアジアでご紹介する人材のレベルを見ていただければと思います。

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