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オフショア運営ナレッジ
2017.06.11

基幹系システムのリプレイス課題

今回は、基幹系システムのリプレイスに関するお話をさせていただきます。

オフショアで基幹系なんてできるの?と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ここ最近基幹系のリプレイスをオフショアで検討されるお客様が増えており弊社でも度々お問い合わせを頂いております。

一般的には、基幹システムのリプレイスとなると

・業務的にクリティカル→なのでオフショアには出しづらい

・数年単位で運用されるレベルの設計/品質を担保する必要あり→設計や品質が不安

・業務ロジックが明文化されておらずオフショアに切り出しづらい→設計書を沢山書かなきゃ、という不安

というところがボトルネックとなり敬遠されることが多かったのですが、ベトナム人エンジニアの成長やオフショアナレッジの蓄積によりオフショアを使ったリプレイスを積極的に検討されるお客様が増えています。

実際に弊社でも基幹系システムのリプレイスを検討されたお客様から頂いた声としては

・既存システムがあるので、思った以上に仕様を伝えやすかった

・SIer出身のエンジニアを入れた所、やり方が日本式に近かったのでコミュニケーションが取りやすかった

・設計の部分は日本側である程度固めて、品質の部分はコードレビューを定期的に行うことで必要な品質を担保できた。

などなど、活用前では懸念していた所が、運用を始めてみるとマネジメント可能な範囲で収まる事が多いです。

クリティカルなシステムなだけに色々な人が注目しているので結果品質が良くなるという力学も働いているのかと思います。笑
基幹システムというと、インパクトの大きいシステムとなるので敬遠しがちですが、一般的に半年から1年以上のリソースが必要な中で外注するとコストが膨らみ、一方社内エンジニアをアサインするのも中々難しいし・・というところで手が出づらい領域なのですが、毎月固定額かつ人材確保のしやすいラボ型を活用し、できるところから徐々に作り直すという方針を取りリスクとコストを押さえてリプレイスを進めることが可能になります。

とはいっても「基幹レベルの設計や品質担保に自信がない・・」、「そこから着手できるリソースを割けない・・」とお困りでしたら、弊社グループ会社で上流工程からの開発サポートをさせていただいておりますので是非お問い合わせ下さい。お客様の状況をじっくりとヒアリングさせていただいた上で、最適なリプレイス内容をアドバイスさせて頂きます。

「そういえばあのシステムそろそろ作り直さないと、、でもどうしたらいいかわからない、、」
「リプレイスしたいけど、見積もりが高すぎて諦めた、、」
「リソースがあればすぐにでもリプレイスを始めたい、、、、」
などなど、お悩みがございましたら、まずは弊社営業までお問い合わせください!