前回のインタビューで経営者として大事な事、特に決断力について語って下さった薛社長。
どんな問題にも逃げずに立ち向かう。
私たちは、その行動力の原点を語っていただきました。
前編はコチラ https://evolable.asia/eva-blog/archives/2965
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――起業して、会社を大きくしてという、ソル社長の行動力の源とは何なのでしょう?
「ワクワクしたいってことかな。選択肢があったときに、よりワクワクしたい方を選ぶようにしている。自分が体験したことのないものだったり、自分でも予想がしにくいものだったり。予想ができるものになればなるほど、つまらないものだと思うから。」
――ワクワクするような、自分がやりたいことはどのように見つけるべきだと思いますか?
「何かあるなら、とりあえず今やってみればいいんじゃないかな?(笑)例えば英語が話したいなら、話す環境を見つければいいと思うし」
――社長はその志で、大学時代はクラブを開いたり、ITビジネスに投資を決めたりしたと認識しているのですが・・・その思いつきから『やってみよう』まで踏み込む、その思い切りはどこからくるのでしょう?
「僕はそういうとき、逆に何でやらないの? って思っちゃうんだよね。挑戦が怖いとかは自分の気持ちの問題だから、そこは向き合って乗り越えなきゃいけないけど・・・探せば方法なんていくらでもあると思うよ。それを探して、実際に何か一つでもやってみれば、何か見えてくる物もあるんじゃないかな」
――最後に、ベトナムの魅力について教えて頂いてもよろしいですか?
「国として熱がある。エネルギーが凄い。それは国としての若さで、人の若さが構成していると思う。未成熟な若さが、俺は魅力的に映るかな。ミーティングの時なんかにも思うんだけど、ノリが若い。社内でもキックオフというイベントをやっているんだけど、その盛り上がり方とかね。クラブ借りてお酒飲みながらなんて、本当に大学生みたいだもん(笑)」
――そんな魅力的なベトナムで、社長が次に取り組みたいこととは?
「俺は今、東南アジアでコングロマリット、いわゆる財閥を作りたいと思っている。いくつものビジネスを自社でできたらいいなと考えているんだ。さっきワクワクする方を選べばいいって言っていたけれど、もう大分自分の事ではワクワクしなくなってきて・・・個人の欲求が薄くなると、お金への執着がなくなってくる。
お金を稼ぐ満足と、企業を成功させる満足は全然違う。大きな規模で事業を成功させることができれば、とっても楽しいし、ワクワクするんじゃないかなって考えているよ」
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好きなことを探したい。将来やりたいことを見つけたい・・・就職のことを考えて、こう悩む大学生って多いのではないでしょうか。
ワクワクすることに真剣になることは、難しくもきっと楽しいこと。何か好きなものがあるのなら、それに真剣に取り組んだり、もっと深く調べたりしてみよう。薛社長から、とても心強いアドバイスを頂けました!
ワクワクするものを追い求める。とりあえずやってみる。そう言って自分の今後を語ってくれた薛社長は、とても活き活きとされていました。
社長の挑戦の仕方。私たちも是非真似したいと思います!
今回非常に貴重なお時間を頂き、私たちの質問に答えて頂きました。
薛社長ならではのユニークな答えから、私たちの今後のヒントになるような意見など、非常に有意義な時間を過ごさせて頂きました。
私たちも、残り少ないインターンシップの時間を、目一杯ワクワクしながら頑張りたいと思います!
薛社長、EVAの方々、そしてここまで読んで頂いた皆様、本当にありがとうございました!