皆さんこんにちは。エボラブルアジア・インターンの大崎です。
今日はなんと、ベトナムに住む日本人でこの人のことを知らない人はいない、という超有名人にお会いしてきました!
某おしゃれカフェで待つ事10分。
N:お待たせしました。
大崎・山元:…おおっ
現れたのは
赤いアフロ。
あれ?人を間違えたかな??
日本語が聞こえた気がしたけど
N:へいへいへい!君たちがエボラブルアジアのインターンかい!?
大崎:あ、やっぱりネルソンさんじゃないですか!
やっと会えた!!
そうです。今日はベトナム在住日本人の間で大人気のブログ「べとまる」を運営する、ネルソン水嶋さんに取材させていただきました!
早速お座りいただいて。
インタビュー
インタ
ビュー…
あの〜…
そのアフロとサングラスはそのままで?
ネルソン:いや、だって、顔出しNGですから。
大崎:いやいや普段から思いっきり顔出ししてるじゃないですか!
(撮ろうとする)
ネルソン:早く始めろよ。
大崎:は、はぁ。
はいっ登場。
ベトナム面白情報ブログ「べとまる」を企画、取材、写真、記事も書いている、つまりほぼ全部お一人で運営されておりますネルソンさんです。
ドナルドになってみたりダチョウに乗ってみたり珍スポットに行ってみたり珍人間に会ってみたり、ガイドブックには十中八九載っていないようなベトナムの情報を面白可笑しく体を張ってお伝えされています。
べとまるの代表作と言ってもいい、「ベトナムでダチョウに絶対乗る方法」から。
今回は、ネルソンさんにブログの人気の秘訣を聞き出しちゃいます!
べとまるの認知度が上がり人気が出るまでどれぐらいかかりましたか、どんな工夫をしてきましたか。
ネルソン:まぁ、まずNo.1かどうかはさて置いて(笑)。自分のブログが人気出てきたなーとハッキリと意識したことはないけど、周りの友達からの「見てるよ」という一言から始まり、全く知らない人から街で声を掛けてもらえるようになって、「あ、たくさんの人に見てもらっているんだな」と少しずつ実感するようにはなりました。
あとは、日本のFMラジオ番組に呼んでもらったり、今までべとまるは3つの賞をいただいているんだけど、(※1)そういう時にはひとつひとつ階段を上っている実感はあります。
工夫?そりゃもう、いっぱいありますよー。
写真の撮り方ひとつにしても、どういう写真が「状況をうまく伝えられるか」だよね。登場人物がいるものに限るけど、ひとつの記事に使う写真全体の4分の1ぐらいは顔が写っているようにして、その人の表情や感情をとにかく伝えるようにしています。FacebookやTwitterでのSNSで記事を投稿する時もあれこれ文面や時間帯を考えるし、文章について言い出すとキリが無いね。毎回、テンポ良く書けているか4・5回は推敲するし。
ブログをたくさんの人に見てもらえるように気をつけていることはありますか。
初期のころから写真をいっぱい使うことは意識していました。会話形式にするとウケがいいな、とだんだんわかってきて今のような漫画みたいなスタイルになったかな。
写真を使う理由は、こんなに面白いベトナムの日常を、文字だけじゃ絶対に伝えらないと思ったからです。日本人のベトナムのイメージって、フォーと生春巻きと、アオザイばかりでしょ?この面白い日常を切り取って伝えなきゃ、もったいない!と思っています。
べとまるをはじめた当時、そういうブログは他にあまりなかったですしね。
マクドナルドのベトナム1号店のオープン日には、ドナルドのコスプレで祝いに行きました。
ブログのネタはどうやって考えていますか。
何か面白いことを見つけたら、純粋に楽しそうだからやっています。
ベトナムで発見した新しい情報と、元々自分が当たり前の知識として持っている情報を掛け合わせると面白い企画が生まれるっていうことはいつも意識していますね。
例えば、白い服を着てカレーうどんを食べると汚れて大変っていうことは、日本人ならみんな「分かる〜!」ってなるでしょ?そこで先日、全身真っ白い服を着たセオム(バイクタクシー)の人と出会ったんだけど、そういう知識があれば「あ、この人にカレーうどんを食べさせたら面白いな」というネタが出てくるわけですよ。(ちなみに10/21のセオムの記事です)
全身真っ白のセオムのおじさん。ベトナムの変わった人にもインタビューをする。
これ絶対ウケるやろ、って思ったネタは自分で取材とか行くけど、自分でも確信が持てないものだったりすると、友人に「こんな面白いことあるねんけど、どう?」って聞いてジャブを打ってみたりする(笑)。
今後の展望は?
今考えているものが、べとまるの「横展開」と「逆展開」です。
横展開は、べとまるの他の国への展開。海外で日常を面白いネタとして発信できるような人を集めてベトナム以外の国でも同じコンセプト(海外の日常を面白目線で伝える)でブログを展開していくことです。
逆展開は、ベトナム人への展開。べとまるってベトナム人の読者も多いんですね。それで今後考えているのが、日本で生活しているベトナム人が、日本について発信するサイトを作れたらいいなと。
そういうネットワークが広がって、よりコアな「世界が分かる」情報サイトができたらいいですね!
べとまるの将来をアツく語るネルソン氏
エボラブルアジアのブログにアドバイスをお願いします!
一番大事なのは、
楽しんで企画、楽しんで実行、楽しんで書くことですよ。これが大前提。
そして、ブログを書く目的は何なのかハッキリさせて、それに向けて、書く人の特徴や強みは何か?それをどう活かすか?ということが大事です。エボラブルアジアの強みって何?
例えばたくさん人がいること。人間って記事を書く上でも贅沢なリソースですからね。ベトナム人がいて、日本人がいて、その中に幅広い年齢層や経歴の人がいて、、というのはエボラブルアジアが持つ特徴であり強みでしょう。そしてオフショアウェブ開発というキーワード。さて、これをどう活かすか、いくらでもありそうだね。
あとは、出てくる人のキャラがハッキリとしていると分かりやすいし書きやすいよ。
余計な恥じらいは捨てて(笑)、楽しんで書いてください。がんばってね!
ネルソンさん、1時間半にも及ぶインタビュー、ありがとうございました!!
ネルソン:どういたしまして。きりっ
エボラブルアジアのブログも魅力増し増しできるように頑張りたいと思います!
※以下ネルソンさんブログ受賞情報など
2014年8月 Yahooスマホガイド「スマホの川流れ」調査員募集コンテスト 大賞