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オフショア運営ナレッジ
2017.05.04

要必見! ベトナムにおける履歴書の見方!

こんにちは。今回は、ベトナムにおける履歴書の見方について説明させて頂きます。

弊社Evolable Asiaのラボ型開発では、履歴書選考段階からお客様のご意見も伺っております。ただ、書類選考をしていただく中でベトナムの履歴書を見るのは初めてというお客様も多く、日本の常識と照らし合わせた時に誤解を受けやすいことが多々あります。

そこで今回は、誤解を受けやすいポイントについて解説させていただきます。(もちろん弊社ラボを開始される際に、事前にご説明をさせていただいておりますのでご安心下さい)

 

【誤解ポイント1:在職期間は日本と比べて短いけど、、大丈夫なの?】

日本と比べてベトナムでは平均在職期間2〜3年と、日本と比べて短いです。

この背景としては、
・優秀なエンジニアを求め、日本のみならずベトナムでのオフショア開発に参入する企業が多く、売り手市場の状態が続いている背景がある
・日本のような終身雇用ではなく、若くして独立や転職を繰り返してキャリアをアップする風潮がある
・高度経済成長中でもあり、市場ニーズにあわせ企業の環境変化(倒産、引っ越し、経営方針転換)も激しく、保有能力と要求能力のミスマッチも発生している
というのが上げられます。

なので在職期間が1〜3年で短いからといって履歴書段階で見送りするのではなく是非一度お会いしてみていただけると幸いです。

また、昨今の動向を見てみるとジョブホッピングから安定・成長を選べる会社に就職したいというニーズへと変化してきており、市場的に見ても今後、転職頻度は下がっていくと見ております。

なお、EVA内では
・ビジョン共有→3ヶ月に1度のキックオフを実施しビジョン発信
・充実した福利厚生→社員レストラン、社員旅行、クラブ活動補助、運動会
・様々なキャリアパス→英語トレーニング、日本語教育クラス、日本への就業支援
などなどの施策を実施しており、離職率の低下に努めております。

 

【誤解ポイント2:履歴書の書式が人それぞれだけど、、大丈夫なの?】

地味によく驚かれるのがこちらです。日本の履歴書のように決まったフォーマットで送ってくることが少なくカラフルでスタイリッシュな履歴書だったり非常に詳細な情報を緻密に書いてある履歴書だったりと(時には、デモサイトやポートフォリオサイトのURLが記載してあったりします)それぞれ個性溢れる履歴書を送付してきます。

これは書式化された履歴書が日本のように広く認知されていなかったり、書式の良し悪しが即採用の可否に繋がるわけでもないためです。

これまでの経験上、書式の違いと転職者の実力にあまり相関が無く、弊社採用面積に同席いただき、職歴や経験プロジェクトを見ていただければ幸いです。

 

【誤解ポイント3:卒業する大学のレベルは低くない?大丈夫?】

日本では、大学進学率が90%を超えており出身大学を気にされたりする風潮が一定ございますがベトナムでの大学進学率は、40%程度で大学へ入学・卒業できる人材は、一定量の経済的余裕があり且つ優秀な人材も多いです。

近年では、ベトナム政府主導でIT人材育成も進めていることもあり、IT系学科への関心も高く、大学学部の中でも難関な部類に入ります。(大学や専門学校を卒業した後に働きながら夜間大学に通いIT系の学位を取得してエンジニアへのジョブチェンジを目指す方も一定いらっしゃいます)

なお、実態ベースでもEvolable Asiaへは英国のQS(Quacquarelli Symonds)最新大学ランキングにも入っているベトナムトップ大学のベトナム国家大学、ホーチミン工科大学、ハノイ工科大学を始めとする、いわゆる日本の旧7帝国大学に相当する学部出身者も在籍しています。Evolable Asiaでは新卒採用ではなく、社会人経験を持ち即戦力として期待される人材応募も他者に比べて多い状況となります。ですので大学名にこだわらず選考を進めていただけますと幸いです。

さて、今回は、一般的な内容について解説させていただきましたがお客様にベストマッチしたラボを作るためのナレッジ・チェックポイントはまだまだ存在致します。

・こういう案件の場合、どんな人材がベスト?
・どのように面接をしたら、自社にマッチする人材が採用できる?

などなど疑問&不安がございましたら、一つ一つ丁寧にアドバイスさせていただきますので是非お気軽にお問い合わせください!