レアジョブ様事例 ベトナム・フィリピンの開発ライン使い分け事例

今回は、もともとフィリピンで開発ラインがある中で弊社ベトナムラボ型開発をご利用いただいているレアジョブ様の事例をご紹介いたします。

ベトナムチームのマネージメントを頂いている岩堀様にお話しを伺いました。

レアジョブ様は2015年7月から、新規スマホアプリの開発からベトナムにラボ立ち上げをいただきまして、現在はAPI開発に取り組んでいただいております。

まず、何でフィリピンに開発拠点を持っていながら、ベトナムラボを持とうとしたのかということですが、理由は単純明白でフィリピンでの優秀層のエンジニア確保だけでは開発リソースが足りないということで、より優秀なエンジニアが豊富にいるベトナムを選んだということです。

ややフィリピンに比べてベトナムの方が、コストは高いが技術レベルも高いとのことです。
エンジニアレベルと人材の豊富さではベトナムは東南アジア屈指の実力です。

 

あと両拠点の違う点として挙げられたのが下記の2点でした。

・BSEの存在(ベトナムには日本語のできるエンジニアがいること)

・ベトナムのエンジニアは、単体テストを行うという理解がない方が多い

 

日本語コミュニケーションで開発を進めるなら、BSEがいるベトナムが良いということです。

ベトナムは第一外国語を日本語にするほど、国をあげて日本語教育に力を入れています。
仕様書は、フィリピンもベトナムも英語でそのまま使っているということですが、細かいやり取りなど日本語ができるのが大きなメリットになっております。

 

もう一点が、単体テストをPGがなかなか行ってくれないということです。

これは、ベトナムの多くのローカル会社がPGとTesterを完全に切り分けて業務を行なっており、PGは、プログラミングが自分の仕事でTestはTesterがやるものと思い込んでいてしまっていることが原因です。

根気強く日本のTest方法をレクチャーしていく、Testerをチームに入れて運用するなどの改善策がある中で、レアジョブ様は仕組みで解決しようというアプローチでテストの自動化を行ないました。
結果ラボ内の品質担保ができただけでなく、日本側チームの品質の標準化につながったということです。

rarejob

現在のベトナムラボの課題感としては「ビジネスロジックの理解が足りないこと」とのことです。

フィリピン英会話のサービス開発をしていく中で、現地にてビジネスロジックを自ら考えてきたフィリピンチームと切り離された新規アプリ開発を行なってきたベトナムメンバーとの間に現状理解の差があるとのことです。

今後は、フィリピンとベトナムの混合チームを組んで、ベトナムメンバーの理解を深めていきたいということでした。

 

最後に今後オフショア開発に取り組もうとしている方にアドバイスを3点いただきました。

・とにかく事前準備で各種ドキュメントやマニュアルを作りこんで、立ち上げでしっかり落とし込む。(2週間ぐらい)

・何度でも辛抱強く伝える。

・課題にぶつかったら、仕組みで解決していく。

 

ご参考いただけましたでしょうか。

今後もお客様の事例をUPしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします!!