ベトナム現地法人とラボ型のコスト比較

こんにちは。エボラブルアジアで財務を担当している平川です。
本ブログ初登場です。 よろしくお願いします!

ベトナムでのオフショア開発のメリットや意味については過去ブログ(下記リンクよりご確認下さい)でご紹介した通りですが、

エボラブルアジアが提唱するラボ型オフショア開発とは!
社長がベトナムオフショア開発について整理してみた!(前編)
社長がベトナムオフショア開発について整理してみた!(後編)
今すぐベトナムでオフショア開発を始めるべき4つの理由

ベトナムでオフィショア開発を行うことに興味を持っていただけましたでしょうか?
今回は、ベトナムで開発したいけど、現地法人の設立かラボかで迷っている方を想定して、
コストの観点からベトナム現地法人とラボ型を比較してみたいと思います。

ラボ型開発か?現地法人か?

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ベトナムで開発に関わるメンバー構成は、以下の規模とします。

・ 日本人プロジェクトマネージャー1名 ・ ベトナム人エンジニア8名
・ 日本語通訳1名
・ アシスタント1名

コストの観点では、人数が少なすぎると(4、5人程度)そもそも現地法人を設立するメリットがほとんどなくなってしまうため、 現地法人でもある程度コストメリットが出ると思われるスケールとしてベトナム人スタッフは2桁、10名を前提としました。

それではまず、ベトナムに現地法人を設立する場合を考えてみましょう。

現地法人を設立する場合

1.法人設立にかかる費用

ベトナムにある日系コンサルティング会社に依頼することで日本語対応での法人設立手続きが可能です。依頼するコンサルティング会社にもよりますが、日系での一般的な相場としてここでは、USD5,000を想定します。

2.オフィス賃貸にかかる費用

ホーチミンの中心エリアである1区でオフィスを賃貸する場合にかかる相場をUSD25/㎡とすると、10名程度〜の人員が入居する オフィス賃料は、約100㎡でUSD2,500/月。今回はコスト比較なので考慮しませんが、さらに賃料3ヶ月分の保証金を支払うことが一般的です。

3. 設備投資

オフィスの内装費をUSD200/㎡と想定すると、100㎡でUSD20,000。ソフトウェアを含むPC等の購入代としてエンジニアにはUSD1,500/人、日本語通訳とアシスタントにはUSD500/人とすると全員でUSD13,000。日本人プロジェクトマネージャーは一般的に日本からPC等を持参することが多いため、ベトナムでの追加購入なしとします。設備投資総額を24ヶ月で償却した場合、年間の減価償却費は、USD16,500となります。

4. 人件費、 社会保険料

人件費として、日本人プロジェクトマネージャーはUSD5,000/月、エンジニアはUSD1,200/月、日本語通訳はUSD1,000/月、アシスタントはUSD300/月とすると、年に1度の賞与(1ヶ月相当)と合わせて、年間合計USD206,700となります。ベトナム人従業員は、追加で給与に対して約20 %会社負担の社会保険に加入します(年間USD28,340)。

5.人材紹介料

ベトナム人従業員を人材紹介会社経由で採用した場合には、一般的に月額賃金の2ヶ月分の人材紹介料が発生するため、USD21,800 が必要です。

6.会計、税務、監査業務にかかる費用

日系の会計事務所に月次の会計、税務業務を依頼した場合、USD800/月程度、ベトナムで外資企業に必須の監査は、スタートアップ時でUSD4,000/年程度とします。

7.社員旅行

ベトナムでは、年に1度、全従業員で社員旅行に行くことが一般的です。USD150/人とすると、合計USD1,650となります。

8.その他

旅費交通費、事務用品費、福利厚生費、交際費、各種手数料等の合計でUSD50/月/人を想定した場合、年間合計USD6,600となります。

次に、弊社のラボを利用する場合を考えてみましょう。
非常にシンプルです。

ラボを利用する場合

1.ラボ型開発費

求められる能力にもよりますが、エンジニア1人あたりUSD2,100前後、日本語通訳は、USD1,900前後でご提供が可能です。アシスタント業務は弊社バックオフィスメンバーで対応可能なので、追加アシスタント費用は不要です。

2.日本人プロジェクトマネージャーにかかる費用

ラボに駐在いただく日本人プロジェクトマネージャーにかかる費用は、ベトナムに現地法人を設立した場合と同様です。

3.その他費用

初期設備投資を含む、業務に必要な環境はラボ型開発費の中で弊社がご提供します。ただし、一部追加でリクエストをいただいた場合等に別途ご請求させていただくこともございます。

 

では、それぞれのケースにおける年間費用総額を比較してみましょう。
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上記から、当該前提条件において、ラボ型開発は現地法人を設立する場合よりも一定のコストメリットが取れることがわかります。

さらに、ラボ型開発の場合は、少人数(例えば4 名1チーム)で業務を即時スタートすることも可能であり、この場合には、ラボ型開発のコストメリットはさらに発揮されます。

また、上記数字で見えない部分として、弊社では、
四半期に一度のキックオフ、
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MVPの表彰、
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ベトナム人従業員のための無料の日本語講座、
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お食事券の配布等、
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従業員満足度向上のための各種取り組みを実施しており、また今後も様々な施作を企画していく予定です。これらが、数字以上の付加価値を構成しているものと信じています。

今回はコスト面での現地法人とラボ型の比較でしたが、そもそもベトナムには様々な魅力があり、ラボ型開発にはコスト以外にも様々なメリットがあります。

ベトナムでのラボ型開発に少しでも興味を持ったあなた、それらの魅力、メリットを確かめに、まずはベトナムへの視察を強くお勧めします。

お待ちしております!