ベトナム人から見た日本人

皆さん、こんにちは、

私はハノイ事務所・バックオフィスのコミュニケーターのDungです。

今回、皆さんに「ベトナム人から見た日本人」をご紹介したいと思います。

ベトナムで4年間日本語を勉強していた時に、接していたのはボランティアで日本語学校で教えてくださる先生達でした。その時は、日本人はこの日本人の先生のように、いつも優しく親切で翼があれば、多分天使になるかも知れないと思っていました。

しかし、その後1年間日本に留学し、卒業後に就職して、オフショア会社で日本人と一緒働く内に、今まで見えていなかった、色々な事が見えてきました。

その経験をまとめてみました。

1)      よく働く日本人

日本人はいつもエコノミック・アニマルまたは働き蜂だとよく言われています。仕事と家族どっちが大切だと聞いたら、多分仕事だと答える人が多いように思います。就職が厳しい日本と言う国に育てられた日本人は仕事が無いと、どんなに苦しいか良く分かっており、そういう考え方になっているのかもしれません。

しかし、それは私たちベトナム人と違います。ベトナム人にとって一番大切なのは家族です。次は仕事です。日本人は仕事のために、生きているように見えますが、ベトナム人は家族のために仕事をしています。確かに「仕事に全力」という考えはすばらしいと思いますが、仕事だけの生活は私達はちょっと苦手ですね。

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2)      仕事に対しても全力だが、遊びに対しても全力な日本人

日本人は仕事に対していつも100%ですが、飲み会でも、全力で楽しみます。日本では1次会だけで終わりではなく、2次会、3次会、4次会まで飲み会が続くというイメージがあります。日本人は途中で寝ること無く4次会まで行って、翌日またちゃんと出社することが出来ます。ベトナム人から見て、そんな日本人はすごいと思います!!

ベトナム人は最大でも2次会までです。2次会でもたぶん参加者が半分ぐらいしか参加しません。女性は子育てや家事のために、早く帰らないといけません。男性は早く帰らないと奥さんに叱られます。夜11以降帰ってきたら、家に入らせてくれないこともよくある話です。

オフショアにてベトナムに滞在される日本人男性で、ベトナム人の女性と結婚しようと思う方は覚悟したほうが良いと思います。女性が強い国ですからね!

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3) 責任感が強い日本人

日本人の性格はベトナム人からすると非常に感心します。昔の会社でも今の会社でも日本人の上司はいつも遅くまで会社に残ります。多分仕事の心配しているのだろうと思います。

日本人の責任感についての話題になると、なんとなく友達のドライバーおじさんの話を思い出します。そのおじさんはハノイ日系企業の社用車の運転手です。ある日、日本人社長用の車を運転していました、突然道にある自転車にぶつかり、その自転車のペダルを壊してしまいました。その時、日本人社長が車を降り周りを見渡し持ち主を探しましたが、その自転車の持ち主が見当たりませんでした。そして日本人社長は50万ドンと「あなたの自転車に車をぶつけて、ペダルを壊してしまいました。本当に申し訳ありません。修理代としてこのお金を受け取っていただけますよう、お願いいたします」と書いた紙を自転車のカゴに置きました。

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4)神経質な日本人

調査によると、日本人は他の国民と比べてもでも神経質な国民なのだそうです。それは自然災害が頻繁に起こる島国に生まれたのも一つの原因だと思います。ベトナム人は「明日は明日の風が吹く」という言葉のように、いつもとりあえず踏み出して、間違ったらまたやり直すという感覚です。

ハノイのオフショア会社で働いていると、日本人はウォーターフォール手法にあるように、経験値から色々なリスクを想定し可能性の99%以上の対策を心がけ手戻りをなくす事を考えてます。それに対しベトナム人はアジャイル的に可能性の99%だけを考え、そこから積み上げていくやり方で進めます。

両者の良い部分を生かす事によりハイブリッド手法が生まれ、高品質短納期が実現できると思います。

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最後になりましたが、「郷に入っては郷に従え」と言うことわざが日本に有るとおり、オフショアでベトナム人と一緒に働く日本人の方も、パートナーとしてのベトナム人とお互いの事を理解し、上手な付き合いを行い、1+1が1.5に減るのではなく、2以上に出来る関係を築ければこれからの両国の発展に起因できると思います。

私はこれからも両国の文化を認識し、言葉が違う人達の良好な関係を築くための、繋ぎ役としてこれからもコミュニケーターと言う役割に誇りを持って行きたいと思います。

LT.Dung

言語の壁や異文化の問題があり、外国人と一緒に働くのは面倒な面もありますが、楽しみもあります。一番大事なのはお互い理解し、助け合うことです。一緒に頑張って、一緒に汗を流そうじゃありませんか。